ジムのフランチャイズ一覧!開業費用や失敗しない本部選びのポイントなどまとめてご紹介

最終更新日:2024年05月16日

近年、健康志向の高まりや目的の多様化により、ジムやフィットネスクラブなどの施設数は年々増加傾向にあります。
そんな市場性や特別な資格や経験が不要な参入のしやすさなどから、事業の柱を増やす目的としてジムを開業する企業も多く、なかでもフランチャイズはリスクを抑えやすいので人気です。

そこで今回は、ジムをフランチャイズで開業したいとお考えの方に向けて、加盟できるおすすめのジムのフランチャイズ一覧をはじめ、失敗しない本部の選び方や開業に必要な費用(開業資金・運営資金)、ジムフランチャイズのメリット・デメリット、経営を失敗させないコツなどの情報をまとめました。
実際にジムをフランチャイズで開業したオーナーのインタビューもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

ジムのオーナーになれる!おすすめのフランチャイズ一覧

失敗しないために!ジムの種類とフランチャイズ本部を選ぶポイント

ジムフランチャイズの開業に必要な費用

ジムのフランチャイズは儲かるって本当?理由や気になる収入(年収)の目安

ジムをフランチャイズで開業するメリット・デメリット

ジムフランチャイズの成功・失敗事例

ジムフランチャイズを失敗させないコツ

ジムのフランチャイズまとめ:複数から比較検討して、自身に合った本部を選ぼう!

ジムのオーナーになれる!おすすめのフランチャイズ一覧

まずは、おすすめのジムのフランチャイズ本部を一覧にまとめましたので、比較検討にお役立てください。
特におすすめなフランチャイズ本部の詳細もお伝えします。

フランチャイズ本部名 特徴 初期費用 年収目安
ECOFIT24(エコフィット24) ・無人運営型の24時間ジム
・開業後2~3年での早期投資回収が可能
・本部が集客を一括代行
約2,000万円 1,200~6,000万円
LifeFit(ライフフィット) ・24時間フィットネスジム(完全無人/半無人/有人)
・ユーザー獲得のための広告運用を本部が代行
・オーナーの開業経営の負担を減らすパッケージ
2,000万円 約3,600万円
9ROUND(ナインラウンド) ・9~99歳まで楽しめるサーキットスタイルのジム
・米国専門誌「フランチャイズ500」に選出された実績を持つ高いブランド力
・内容充実のオリジナル研修システムや人材育成プログラム
約1,650万円 約1,920万円
パーソナルジムAid ・関西で大人気のパーソナルジム
・開業前からの手厚いサポート
・複数店舗の運営も可能
約100万円 約2,000万円
ファディー ・女性専用AIパーソナルジム(無人経営可能)
・年間営業利益率30%(1,000万円)
・本部の万全なサポート体制
2,500万円~ 約3,960万円
ダイエットパートナー ・低価格型パーソナルジム
・日本トップクラスのメディアで集客をサポート
・加盟金割引サービスや融資の借入サポートあり
約400万円 約1,092万円
プライベートジムHPER ・業界最安水準のダイエット専門パーソナルジム
・多店舗展開が可能
・開業6ヵ月以内での初期費用回収が目指せる
100万円 約1,440万円
TOKIEL ・理学療法×トレーニングで差別化が図れるパーソナルジム
・間借り営業やロイヤリティ0円など低コスト
・開業前後の本部サポート充実
165万円 約1,200万円
スマートフィット100 ・24時間営業小型フィットネスジム
・完全運営委託プラン、投資のみもOK
・SEO対策やSNSを駆使した集客サポート
4,000万円~ 約5,800万円
SynerGymパーソナル(シナジムパーソナル) ・オンラインパーソナルジム
・低初期投資、低ランニングコスト
・ジムの空き時間を活用した収益も得られる
470万円 約1,200万円
アルペンクイックフィットネス ・女性専用の30分フィットネスジム
・知名度の高いアルペンブランド
・30坪から、3ヵ月で開業可能
約1,800万円 約2,300万円~
エニタイム ・マシン特化型の24時間フィットネスジム
・世界全店舗利用可能なシステムを導入(世界2,500店舗以上)
・充実の本部サポート
約8,000万円〜1億円 要問合せ
OUT LINE(アウトライン) ・女性のダイエット特化型のパーソナルジム
・集客やマーケティングに強い
・最短3ヵ月での初期費用回収が可能
約500万円 要問合せ
FIT PLACE24(フィットプレイス24)※法人限定 ・最先端&高収益型の24時間フィットネスジム(筋肉系YouTuber山澤礼明監修)
・多店舗展開可能
・未経験も安心の本部サポート
6,000〜8,000万円 約9,600万円
BEYOND(ビヨンド) ・顧客満足度No.1のパーソナルジム
・全国50店舗以上展開
・コンテスト優勝者やファイナリスト経験者のトレーナーを派遣
要問合せ 要問合せ
Gold’s Gym(ゴールドジム) ・世界300万人のメンバーを誇るフィットネスジム
・高レベルのトレーナー教育
要問合せ 要問合せ
POWERHOUSE GYM(パワーハウスジム) ・世界20ヵ国、総会員数120万人以上の大手フィットネスジム
・海外著名人の利用者も多数の高いブランド力
要問合せ 要問合せ

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ECOFIT24(エコフィット24)

ECOFIT24(エコフィット24)は、フィットネスマシーンメーカーが手掛けるジムフランチャイズ本部です。
24時間、リーズナブルな料金で通えるジムとして人気を集めています。

初期費用が安い上に投資回収も早いビジネスモデルで、初年度の黒字化も可能。
完全無人運営型で集客などの本部サポートも手厚いので、法人の新規事業としてもおすすめです。

LifeFit(ライフフィット)

『LifeFit(ライフフィット)』は、30日間で約3,000円という低価格が特徴の24時間フィットネスジムのフランチャイズ本部です。

入退会の手続きや利用料金の支払い、店舗の入退室まで全てスマホで完結できるので、完全無人のジム経営ができます。

開業から店舗運営までパッケージ化されているため、未経験者でも安心してチャレンジ可能。本部サポートも手厚く、業務を本部に委託できるプランもあります。

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9ROUND(ナインラウンド)

『9ROUND(ナインラウンド)』は、1回30分のサーキットスタイルを採用したジムのフランチャイズ本部です。

世界23ヵ国700店舗を展開する(2022年5月時点)世界でも注目のストレス発散効果の高いジムで、米国専門誌「フランチャイズ500」に選出された実績もあります。

SNSや折込広告、ポスティングなど販促ツールの提供やマンスリーイベントの実施などにより、入会率・継続率の向上をサポート。開業前には、トレーナーの基礎知識やノウハウなどを学ぶことができる、未経験者でも分かりやすい研修を実施しています。

パーソナルジムAid

『パーソナルジムAid』は、小スペースでの開業を可能にしたパーソナルトレーニングジムです。
テナント型だけでなくマンション型の運営に対応しており、オーナー自身がトレーナーを務めることで人件費の削減も実現します。

また、座学や実技、OJTなど開業前後のサポートが充実しており、未経験者でも参入しやすいという特徴もあります。
低投資での加盟ができるため、1年以内の投資回収ができるのも大きな魅力と言えるでしょう。

ファディー

ファディーは、女性専用のパーソナルトレーニングジムを展開しているフランチャイズ本部です。
500店舗ものフランチャイズ展開実績を誇っています。

最新のAI技術を活用しており、トレーニングはAIトレーナーが行うため無人でのジム営業が可能。
さらに年中無休営業も可能で、高い稼働率によって投資回収2年、営業利益1,000万円、営業利益率30%を実現できます。

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失敗しないために!ジムの種類とフランチャイズ本部を選ぶポイント

まずはジムの種類を知ろう!

ジムフランチャイズの種類

ジムのフランチャイズと一言で言ってもさまざまな形態があり、どの種類のジムを開業するかによっても選ぶべき本部が変わってきます。

ジムフランチャイズの種類 特徴
一般的なジム ・トレーニング用の設備や器具が設置されているジム
・複数のスタッフで対応
・ある程度の広さが必要
パーソナルジム(プライベートジム) ・マンツーマンで指導を行うジム
・個人の目的や身体能力などに合わせたプログラムを作成して指導を行う
・小スペースでできる
集団指導のジム ・1人または数人のトレーナーが複数人の会員をまとめて指導するジム
・ある程度の広さが必要
客層限定のジム ・女性や高齢者、年齢などで入会できる会員を限定しているジム
・客層に特化したプログラムやメニューを提供
24時間営業のジム ・24時間自由に利用できるジム
・無人経営が可能なケースもある

ですが、それだけでは不十分で、下記のようなポイントを押さえることも、ジムフランチャイズの本部選びに失敗しないためには必要です。

  • ジムの知名度の高さ
  • ジムの経営方針と自身の希望のマッチ具合
  • 本部サポートの手厚さ
  • 初期費用や投資回収の目安
  • 競合との差別化の図りやすさ

ジムの知名度の高さ

ジムのフランチャイズ本部を選ぶ際には、「ジムの知名度の高さ」を考慮すると失敗しにくいです。

知名度が高いジムは、より多くの消費者に認知されている状態なので信頼度も高く、開業直後でも新規会員を獲得しやすくなります。
また、広告やプロモーションを行っても無名のジムフランチャイズより高い効果が得やすいでしょう。

ジムの経営方針と自身の希望のマッチ具合

ジムのフランチャイズ本部を選ぶ際には、「ジムの経営方針と自身の希望のマッチ具合」も失敗しないためのポイントです。

本部によって経営方針はさまざまで、加盟後はその経営方針に沿ってジムを運営していく必要があります。
自身の価値観やビジョンと一致しない場合、日々の意思決定や問題解決がスムーズにいかずモチベーションが低下してしまったり、運営上のトラブルや本部との対立を招いたりする可能性もあるので注意が必要です。

ジムのフランチャイズは多様化しているので、まずは自分でやりたいと思うジムがどのような業態で、どのようなターゲット層なのか、どのようなサービスを提供したいのかなど、方向性を定めてみることから始めてみましょう。

本部サポートの手厚さ

ジムのフランチャイズを選ぶ際には、「本部サポートの手厚さ」も大事なポイントです。
特に業界未経験のオーナーにとっては、ジム経営の成功と失敗を大きく左右する要素にもなるのでしっかり押さえておきましょう。

本部によっても異なりますが、ジムフランチャイズでは下記のような本部サポートが提供されています。

  • 市場・商圏調査
  • 融資サポート
  • 研修
  • ノウハウやツールの提供
  • 集客サポート
  • 運営サポート

これらの本部サポートによって、個人でゼロから始めるより格段に開業や経営が容易になります。
また、自身にとって必要なサポートが受けられるかもあわせて確認しておくとより安心です。

初期費用や投資回収の目安

ジムフランチャイズを選ぶ際には、「初期費用とその投資回収の目安」を明確に把握することも失敗しないポイントの一つです。

個人で開業する場合と異なり、フランチャイズでは加盟金やロイヤリティなど本部への支払いが発生するので、どのような初期費用やどのくらいかかるのか、毎月どのような経費がどのくらいかかるのかは必ず確認しておきましょう。

初期費用が低く設定されている本部や早期に投資回収が見込める本部は経済的リスクが低く、もし市場環境が大きく変化した場合でも失敗してしまう確率を最小限に抑えることができます。
無理なく始めて経営できるジムフランチャイズかどうか、複数の本部を比較して検討してみてください。

競合との差別化の図りやすさ

ジム業界は競争が非常に激しく、新規参入する際には競合との差別化が必須です。そのため、フランチャイズ本部を選ぶ際には「競合との差別化の図りやすさ」が失敗しないためのポイントになります。

独自性が高いジムは、競合とは異なる顧客層を引きつけることができるので、他社との競争に巻き込まれることなく安定した経営が可能です。
また、価格ではなくサービスの質で競合と差をつけることができ、利益率低下の危険性も低いでしょう。

  • 24時間営業の無人運営型ジム
  • AIパーソナルジム
  • ストレス発散やダイエットなどの特化型ジム
  • 専門的な治療法を取り入れたジム

など、ジムフランチャイズにはユニークな強みを持った本部がたくさんあるので、ぜひいろんな本部を比較してみてください。

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ジムフランチャイズの開業に必要な費用

ジムフランチャイズの開業に必要な費用

フランチャイズでジムを開業するために必要な資金について解説します。
なかには少ない資金で開業できるジムもあるので、予算に応じた選択をしていきましょう。

開業資金(初期費用)

ジムを開業するために必要な初期費用は500~3,000万円ほどです。
フランチャイズ本部によっては250万円程度の自己資金で加盟を受け付けているところもあり、実際の費用は加盟する本部ごとに大きく異なります。

ジムフランチャイズの開業資金の主な内訳は、以下の通りです。

  • 加盟金
  • 研修費
  • 物件にかかる費用(物件取得費・内装工事費など)
  • 設備にかかる費用(トレーニング機材など)
  • 採用・研修にかかる費用
  • 資格取得にかかる費用

加盟金は100~400万円ほどが相場で、店舗関連費や設備費は店舗の規模によって変動します。

たとえば、小規模の店舗であればスペースを考えた最低限の機材で済むため初期費用を大幅に減らすことができますし、大規模であればそれだけ費用が増していきます。物件取得のためのサポートを行っているフランチャイズ本部も多いので、予算を提示して相談してみるのも良いでしょう。
また、パーソナルジムであればマンションの一室を利用でき、新たに店舗を設置せずとも開業することが可能です。ただし、トレーニング機器の設置が認められていない場合もあるため、ジムとして利用して問題ないか必ず事前に確認するようにしてください。

近年は24時間利用できるジムや女性専用のジムなどもありますが、入会時の不安を減らすためにもセキュリティ設備への投資も考えなくてはなりません。

ほかにも、インストラクターやトレーナーを雇う場合には採用・研修が必要になります。フランチャイズであれば人材募集や育成のサポート、派遣スタッフの紹介などの体制が整っていますが、別途費用がかかるケースもあるので事前に確認しておきましょう。

ジムフランチャイズを開業するための特別な免許や資格はいりませんが、競合との差別化や効率的な指導を行うためにおすすめの下記のような資格を取得するとなれば別途費用がかかります。

  • NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)
  • NESTA PFT(NESTA認定パーソナルフィットネストレーナー)
  • 健康運動指導士

このように、フランチャイズ本部の特徴によって必要な項目も変わります。
各本部の費用を比較する際には、それぞれが提示する項目についても細かく確認するようにしましょう。

運営資金

フランチャイズでジムを運営するための資金は、3ヵ月で300万円ほどです。

主な運営資金には、以下の項目が挙げられます。

  • 店舗の家賃
  • 人件費
  • 水道光熱費
  • 広告費
  • ロイヤリティ

ジムは入会者数が安定するまでまとまった収入を得られない可能性もあるため、フランチャイズ本部によっては毎月支払うロイヤリティを3ヵ月目以降から徴収するところもあります。

また、ジムにシャワーや銭湯を設ける場合は、水道光熱費も高めになるでしょう。
ジムの運用資金は自身の希望するジムの形態によって変動するため、どういった項目が必要となるのか本部にあらかじめ確認しておくと安心です。

こちらの記事でもフランチャイズでジムを開業する際に必要な初期費用や運営資金について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ジムフランチャイズの開業・運営に必要な資金とは

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ジムのフランチャイズは儲かるって本当?理由や気になる収入(年収)の目安

ジムのフランチャイズは儲かるって本当?理由や気になる収入(年収)の目安

結論から言うと、ジムのフランチャイズは儲かる可能性が高いです。

ジム経営には、以下のような特徴があります。

  • 利益率が高い
  • 健康志向の高まりなどによって需要が増え、市場規模が拡大傾向にある
  • 安定した収入が見込めるストック型ビジネス

ジムの開業にはフィットネスマシーンの導入などある程度まとまった費用が必要ですが、飲食業や小売業とは異なり仕入れや在庫が不要です。パーソナルトレーニングなどのマンツーマンのジムであれば1人あたりの単価も高く、利益率も高水準です。

ジムの市場規模

また、公益財団法人日本生産性本部が公開した「レジャー白書2022」によると、2021年のフィットネスクラブの市場規模は4,130億円。2020年はコロナ禍の影響もあり一時落ち込みましたが、前年比29.1%の増加と回復傾向にあることが分かっています。

特に24時間セルフジムやパーソナルジムといった業態の増加が見られており、パーソナルジムの独立開業や介護予防事業への参入が増えているなど、ジム業界は若年層から高齢層までターゲットが幅広く、これからさらに成長・拡大していくと予想されます。
そして、多くのジムでは料金形態が「会費制」なので、ストック型ビジネスとして安定した収入が見込めるでしょう。

これらの理由にフランチャイズの確立されたブランド力やビジネスモデル、ノウハウなどを活用できることが加わることで効率的かつ効果的なジム経営が可能になり、儲かる可能性が高まるのです。

では実際にジムフランチャイズはどのくらい儲かるのでしょうか。

ジムは、パーソナルジムやフィットネスジムなど形態がさまざまです。また、ジムの規模や立地などの条件によっても変動しますが、ジム経営における収入(年収)の目安は500万円くらいだと言われています。

ジムフランチャイズにおいても本部によってさまざまですが、24時間フィットネスジムを展開する『LifeFit』を例に挙げると、30坪の広さで完全無人の店舗の月間売上目安は約104万円、80坪の広さで半無人の店舗の月間売上目安は約278万円、100坪の広さで有人の店舗の月間売上目安は約348万円です。さらに、モデル店舗では1ヵ月あたりの売上が300~400万円を達成していることから、年収1,000万円も狙えるビジネスだと言えます。

参照:レジャー白書2022 | 公益財団法人日本生産性本部
※「レジャー白書2022」をもとに比較ネットが作成

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ジムをフランチャイズで開業するメリット・デメリット

ジムをフランチャイズで開業するメリット・デメリット

ここからは、ジムのフランチャイズで開業する場合に得られるメリットや、気をつけておきたいデメリットについて解説していきます。

メリット デメリット
・未経験者でも参入しやすい
・知名度やブランド力を利用できる
・事務や管理業務の負担を軽減できる
・成功確率の高い場所に出店できる
・加盟金やロイヤリティが発生する
・本部のイメージに左右される

メリット

ある程度の知識があれば個人でジムを運営することもできますが、フランチャイズに加盟することで得られるメリットも数多くあります。
まずはどのようなメリットがあるのかを紹介します。

未経験者でも参入しやすい

フランチャイズ本部には今までジムを運営してきたノウハウが集約されており、開業や集客に関するサポートを受けながら事業を始めることができます。

また、開業前には研修も実施されるため、トレーニングや栄養学などトレーナーとしての知識を蓄えることも可能。
短期間で習得できるようにカリキュラムが組まれているため、開業までスピーディーに進められます。

知名度・ブランド力を利用できる

世間的に知られているジムフランチャイズであれば、既存店のSNSやホームページからも新規オープンの情報を発信することが可能です。
口コミでも情報が広まりやすいため、広告に力を入れることなくある程度の入会数が期待でき、集客コストの削減につながります。

また、ジムは開業資金が比較的高めの事業ですが、知名度があれば銀行から融資を受ける際にも話がスムーズに通りやすいため、資金調達の面でもメリットがあると言えるでしょう。

事務や管理業務の負担を軽減できる

ジムをフランチャイズで開業すると本部からのサポートを受けることができるので、事務や管理業務などの負担を軽減することができます。

たとえば、新規会員の登録や料金の徴収、会員データベースの管理など、日常的な事務作業はフランチャイズ本部の提供するシステムによって自動化されていることが多いです。

また、特に異業種からの参入で躓いてしまいがちな集客においても、広告運用を代行したりさまざまな販促ツールを提供したりなどサポートが手厚い本部もたくさんあります。

このようなフランチャイズ本部が提供するサポートによって煩雑な業務が減るので、オーナーはジムのサービスの質向上や顧客満足度の向上のための仕事により集中することができるでしょう。

成功確率の高い場所に出店できる

フランチャイズ本部は過去の成功事例や失敗事例から学び、どの地域がビジネスに適しているかを把握しています。

加えて市場調査を徹底的に行い、そのデータを基に加盟者が出店する最適な場所を提案するので、成功確率の高い場所に出店しやすいです。

個人や未経験者でも不可能ではないですが、経験に基づいて検討することが難しく、情報収集や分析にも時間がかかるのでフランチャイズでジムを開業するより難易度は高まるでしょう。

デメリット

次に、ジムのフランチャイズに加盟するデメリットを2点紹介します。

加盟金やロイヤリティが発生する

フランチャイズのブランド利用やノウハウ獲得の対価として支払う加盟金やロイヤリティですが、その額はけして安いものではありません。
ジムフランチャイズの加盟金は100~400万円ほど必要ですし、ロイヤリティも高いところで月に30万円ほど支払うこととなります。

もちろんその金額に見合った支援を受けられるというメリットもありますが、すでにトレーニングの知識があればサポートが不要な場合もあるでしょう。
自分にとってそのサポートが本当に必要なのかどうかを入念に吟味した上で本部を決めることが大切です。

本部のイメージに左右される

ブランド力を持つフランチャイズ本部であればあるほど、問題が発生したときに不利益が生じやすいです。
たとえば、ほかのフランチャイズ店舗でスタッフが会員と何かトラブルを起こした場合、自店舗に関係はなくとも誹謗中傷を受ける可能性があります。

こういった予測できない事態に対しては、本部の対応力が問われます。
フランチャイズ本部では加盟前に無料の相談会を実施しているので、何かしらの問題が起きた際に本部がどのような対応をするのかあらかじめ質問しておくのも良いでしょう。

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ジムフランチャイズの成功・失敗事例

ジムフランチャイズの成功・失敗事例

ジムの開業・経営にはフランチャイズが有利であることが分かる、成功・失敗事例をご紹介します。

成功事例

開業してからずっと黒字経営続き。初期費用の回収も開業後6ヵ月以内に達成!

すでに複数店舗を展開しているジムのフランチャイズ本部『HPER(ハイパー)』で開業。

集客力もあり、必要なサポートも受けられるという点で、ジム業界は未経験でも安心してチャレンジできたそうです。

開業してからは黒字経営が続いており、開業後6ヵ月以内で初期費用を全て回収。また、開業後1年以内に2店舗をオープンすることができ、とても順調だという成功事例です。

ジムフランチャイズのオーナーの話も参考に!

失敗事例

こちらは、フランチャイズに加盟せず個人でジムを開業・経営した方の事例です。

ジムの経営が初めてで開業に必要なものが分からず、とりあえず必要だと思った器具を買い揃えたところ、想定より開業資金が高額になってしまいました。

さらに、開業後の収入が安定しなかったため、開業後2年間は赤字が続いてしまったという失敗例です。
フランチャイズに加盟すれば本部に一から教えてもらえるので、開業資金が大幅にオーバーしてしまうこともなかったでしょう。

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ジムフランチャイズを失敗させないコツ

ジムフランチャイズを失敗させないコツ

ジムのフランチャイズの成功例・失敗例をご紹介しましたが、具体的にはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
こちらでは、ジムフランチャイズを成功させるためのポイントをご紹介します。

  • 人気のあるジムの傾向を知る
  • 地域性や会員層を調査する
  • 競合との差別化を図る
  • 接客や設備の質を高める

人気のあるジムの傾向を知る

健康志向の高まりにより需要も拡大しているジムですが、ジムと一言で言ってもさまざまなジャンルがあり、全てのジムが成功するというわけではありません。

ジムの経営を成功させるためにも、開業前には人気のあるジムの傾向を知ることが重要です。

特に人気の高いジムの傾向としては「通いやすいジム」であること。価格や営業時間、立地において利用者が通いやすいと感じるジムを開業することが必須です。

また、近年では不特定多数の人との接触が少ないパーソナルジムやレンタルジム、自由な時間に利用できる24時間ジムなども人気があります。
このように人気のあるジムの傾向を知った上で開業することで、経営も軌道に乗りやすいでしょう。

地域性や会員層を調査する

ジムは若い人から年配者まで利用する施設ですが、地域によって利用する年齢層が変わります。
たとえばオフィス街では会社帰りのサラリーマンやOLが主なターゲットとなり、遅い時間まで営業することで入会のハードルを下げられます。

また、郊外や住宅街から近い場所であれば近所に住んでいる年配者や主婦が利用することが考えられるため、昼のプログラムを充実させることで集客が見込めます。
どの年齢層、客層をターゲットにするのかを考えて営業時間や設備を整えましょう。

競合との差別化を図る

ジムのニーズは多様化しており、24時間営業・女性のみ・1回30分・マンツーマンレッスンなどさまざまな種類があります。

地域性と重なる点でもありますが、同じエリア内に似たコンセプトのジムが出店していないか、すでにあるのであれば差別化できるポイントはあるのかも必ず確認するようにしましょう。

接客や設備の質を高める

ジムは「入会費無料!入会後3ヶ月は月会費50%オフ!」といったように入会時の特典を付けやすく、入会者数を増やすための施策は打ちやすいです。
ですが、継続的な利益を得るためには退会者数を減らすことが求められ、会員の満足度にも気を配る必要があります。

たとえばトレーナーからの指導を通して身体に変化を感じられたり、プログラムで運動の楽しさを実感できたりすればジムを継続しようという意識になり、退会者数の削減につながります。
また、トレーニング機器に不備がないか衛生面に問題がないかなど施設の状況を常に気にかけることも大切です。

既存の会員が何を原因として退会するのか、問題点を一つ一つ把握し、その解決に努めるようにすると良いでしょう。

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ジムのフランチャイズまとめ:複数から比較検討して、自身に合った本部を選ぼう!

こちらの記事を読んでみて、ジムにもパーソナルジムやフィットネスジム、24時間ジムなどさまざまな形態があり、フランチャイズ本部に関しても選択肢が豊富にあるということがお分かりいただけたかと思います。

今回ご紹介した下記のようなジムフランチャイズの本部選びのポイントを参考に、自身にぴったりの本部を探してみてください。

  • ジムの知名度の高さ
  • ジムの経営方針と自身の希望のマッチ具合
  • 本部サポートの手厚さ
  • 初期費用や投資回収の目安
  • 競合との差別化の図りやすさ

また、加盟するジムのフランチャイズ本部を決める際は、複数の本部を比較検討することが大事です。
それぞれの特徴やメリット・デメリットなどをよく理解した上で決断するように心がけましょう。

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公開日:2019年09月09日

よくある質問

Q ジムをフランチャイズで開業するのに必要な費用は? 回答を見る
Q ジムをフランチャイズで開業するメリット・デメリットは? 回答を見る
Q ジムのフランチャイズを始めるには資格や経験が必要? 回答を見る
Q ジムのフランチャイズ本部を選ぶ際に気をつけるポイントはありますか? 回答を見る
Q ジムのフランチャイズは儲かる?収入はいくら? 回答を見る
Q ジムのフランチャイズは失敗しやすい? 回答を見る